高齢出産とは35歳以上での初めての出産をむかえるという女性、あるいは40歳以上での二人目、もしくは三人目のお子さんを出産される場合をさしています。35歳や40歳が高齢者なのだろうか?というように不思議に思われるかたもいるかもしれません。一般的に高齢者と呼ばれる方は70歳前後のお年を召された方だとおもいます。35歳や40歳くらいの方たちが高齢者と呼ばれるということは殆ど無いとおもいます。
妊娠や出産といった人智を超える世界の中ではさままな統計学的そして医学的にみて妊娠・出産・子育てに絶えることができる年齢は40歳前後の女性の体だと判断されているからです。そのため40歳前後でも高齢というように言われるのです。しかし、これはあくまでも統計の数値をみただけのことなので40歳を過ぎてしまうと妊娠することが出来ない、または子育てが出来ないと言うようなことではありません。
間違っても「私はダメなのかもしれない」というように思わないで欲しいのです。もしも、女性が100人いたら100通りの妊娠、そして出産、子育てがあるのです。お母さんになろうとする女性は本当に底知れぬ力をもっているとおもいます。統計上の数値など関係ないじゃないか!というような熱い気持ちを持って高齢出産ライフを計画してみてもよいかもしれませんよ。
35歳以上で初産の場合には、一般的にいうと「高齢出産」と呼ばれます。35歳以上の出産でも、2回目以降の出産に関しては「高齢出産」とは呼ばれないことをご存知ですか?初めての出産と2回目以降の出産では、産道の柔らかさや骨盤の状態などが大きく異なるという観点から、区別されるようになったそうです。高齢出産は、全体の割合からすると、まだまだ少数派です。
厚生労働省の情報によると、2005年における35歳以上の初産は全体の約5%という数値が出ているからです。しかし、高齢出産は増える傾向にあります。その理由の一つに、医療の進歩のお陰で年齢の高い女性が安全に出産することができるようになった点が挙げられます。また、女性の社会進出が進んだため世の中では晩婚化がすすでいます。このような事柄も社会的な背景として考えられます。
高齢出産にはさまざまなリスクが伴うと巷では言われています。例えば、難産になりやすいとか、流産しやすい、ダウン症候群などの染色体異常が起こる確率が高くなったり、妊娠高血圧症候群になりやすい、というような点です。確かに、統計上の数値が示すこれらの確率の年齢による変化は、無視することはできません。しかし、これらのリスクは、数ある妊娠・出産のリスクの中の、一部に過ぎないのです。また、35歳を境に劇的に変化が訪れるわけではありません。35歳以上の妊婦さんが必ずこれらのリスクに見舞われるということではありません。