不妊治療を受けてから高齢出産に望む場合には多胎が多いそうです。たとえばイギリスでは双子以上の出産が増えたという例があります。ただ、多胎出産は低体重児や脳性麻痺などのリスクも高いとされています。HFEA(Human Fertilisation and Embryology Authority イギリス受精胎生局)は母子の健康を考えて、使用する胚の数を2つまでに制限するというように2004年1月に発表しました。
高齢出産のメリットとしては、なんといってもゆとりがあると思います。まずは、経済的に安定している場合が多いということです。経済面でみればゆとりがあるということは子供を産み育てる場合の大きなポイントとなると思います。それから精神的な面にも注目してみるとよいでしょう。
生まれてくる赤ちゃんにとって、『待ち望まれていて、ゆったりした気持ちで迎えられる』というような生活環境は何よりも替えがたいものですよね。自分の人生のどこで子供を作るかということは、医療が進んでくれば色々な選択肢があると思います。メリットやデメリットを良く知ってから賢く選ぶようにしましょう。
35歳以上で初産の場合には、一般的にいうと「高齢出産」と呼ばれます。35歳以上の出産でも、2回目以降の出産に関しては「高齢出産」とは呼ばれないことをご存知ですか?初めての出産と2回目以降の出産では、産道の柔らかさや骨盤の状態などが大きく異なるという観点から、区別されるようになったそうです。高齢出産は、全体の割合からすると、まだまだ少数派です。
厚生労働省の情報によると、2005年における35歳以上の初産は全体の約5%という数値が出ているからです。しかし、高齢出産は増える傾向にあります。その理由の一つに、医療の進歩のお陰で年齢の高い女性が安全に出産することができるようになった点が挙げられます。また、女性の社会進出が進んだため世の中では晩婚化がすすでいます。このような事柄も社会的な背景として考えられます。
高齢出産にはさまざまなリスクが伴うと巷では言われています。例えば、難産になりやすいとか、流産しやすい、ダウン症候群などの染色体異常が起こる確率が高くなったり、妊娠高血圧症候群になりやすい、というような点です。確かに、統計上の数値が示すこれらの確率の年齢による変化は、無視することはできません。しかし、これらのリスクは、数ある妊娠・出産のリスクの中の、一部に過ぎないのです。また、35歳を境に劇的に変化が訪れるわけではありません。35歳以上の妊婦さんが必ずこれらのリスクに見舞われるということではありません。