育児と仕事の両立

仕事を持つママなら、出産後仕事を続けるかどうか考える人も多いことでしょう。高齢出産の場合だと、赤ちゃんとの時間を大事にしたい、長年仕事をしてきて貯蓄も大分できたので辞めてもよさそう、などという理由で出産を機に退職する人も少なくありません。しかし、せっかく築き上げてきたキャリアを捨てるのはいや、辞めた場合と続けた場合との生涯賃金の差が大きい、仕事が好きなので辞めたくない、などの理由で辞めないことを選択する人ももちろんいます。教育費の負担はこの先約20年続くことや、今後の景気の見通しなどを考慮に入れて、判断する必要があります。

 

働くママの一番の課題は、子供の預け先です。保育園に預けるのが一般的ですが、定員オーバーで受け入れてもらえないという問題も多く報じられています。保育園には国の基準に基づいて設置されている認可保育園(助成あり)と、認可を受けていない認可外保育園(助成なし)があります。他に、認可外でも一定基準を満たしており自治体から助成を受けている認証保育園、厚生労働省の事業で国の助成を受けている駅型保育園などがあります。どの保育園が良いかは、自分の働き方や職場などの条件によって違ってきます。また、その保育園の様子を見に行き、納得できる保育かどうかを確認の上、決めるようにする必要があります。

 

認可保育園は年度替わりの4月で入園するのが一般的です。そのため、前年の12月ごろから申し込み受け付けをする自治体が多いようです。認可保育園は助成があるため料金が安く、認可されているということから安心感も高いので、人気があります。そのため希望しても入園できないケースもあります。どうしても入れないときは認可外保育園や認証保育園を検討してみましょう。また保育園不足の対策として、自治体ではファミリーサポートや家庭保育園などに取り組んでいます。こうした自治体の制度を利用するのも一つの方法です。市の福祉課などに相談してみてください。

 

仕事と育児の両立は、いろいろと大変なことがあるのは事実です。保育園に入ってからもしばらくは、子供が体調を崩すことはよくあります。大事な会議の日に限って熱を出す、などというのはよく聞く話です。ご主人が仕事を休めればいいですが、いつも休んでもらうわけにもいかないでしょう。そうした時の対処法もよく考えておく必要があります。また、仕事をすることで親子の時間は限られますから、一緒にいられる時間はできるだけスキンシップを図るなど、子供と楽しい時間を過ごす工夫をぜひしていただきたいと思います。